2024
04.06
ドメインの信頼性が乏しいと検索流入も増えない

ドメインの信頼性が乏しいと検索流入も増えない

CONTENT MARKETING

令和になってもSEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)に関する悩みは減らないですよね。選りすぐりの検索ワードをブッ込んでいるのにPVが伸びないとか、すごく時間をかけて書いたのにかすりもしないとか、もうなにが正解なのかわからなくなってきたとか。イライラが募ってキーボードを叩き壊す前に「ドメインの信頼性」について考えてみませんか?

検索順位はGoogle評価基準「E-E-A-T」により決まる

さっそく問題です。Googleの検索窓に「確定申告」と入力したとき、1番上に表示されるのはどこのページでしょうか?

こたえは「国税局」です。

国税局が最上位に出てこないとみなさんも困りますよね。特にフリーランスの方は2~3月は確定申告シーズン。年貢の納め時とも言われますが、この時期は確定申告に関する最新かつ正しい情報を知りたいはずです。

ではなぜ確定申告で国税局が最上位に表示されるかというと、Googleの品質評価ガイドラインを十分に満たしているからです。

経験(Experience)と専門性(Expertise)と権威性(Authoritativeness)と信頼性(Trustworthiness)。

略して「E-E-A-T」と呼ばれるもので、これにより検索ランキングが上がったり下がったりするのがGoogleの仕組みです。本家本元「国税局」のページは経験、専門性、権威性、信頼性のすべてにおいて最上位に表示されるに相応しいとGoogleが判断したということです。

と、ここまではわかったとしても具体的になにをどうすればいいのか「?」だと思います。

わかっちゃいるけどよくわからない謎の品質評価ガイドライン「E-E-A-T」とどのように向き合えば、書いた記事が上位表示されるのでしょうか?

ドメインの信頼性は人間関係のそれに通じている

まず「経験(Experience)」ついてですが、以前の「E-A-T」にプラスされた「E」がこれです。人生は経験の積み重ねだと言われますがコンテンツも一緒だと思います。たとえばラーメンに関するブログを書いているとしましょう。経験云々でいうと実際に店に足を運んでの食レポがあるかどうかが重要なのはわかりますよね。ラーメンに真摯に向き合う姿勢が記事に反映されていれば問題なくクリアできるはずです。

次に「専門性(Expertise)」です。そのままですが専門的であるかどうかの話で、ラーメンという料理に対してどこまで迫れているかがポイントになります。麺の種類は?スープの出汁は?具材のこだわりは?一杯の中にこういう要素が入っているからこのような味に仕上がっているみたいな深掘り解説ができると読者も「なるほどそうか」と納得できますよね。麺がモチモチでおいしいとかだと専門性抜きの素人レビューになってしまいます。

「権威性(Authoritativeness)」はイメージしやすいと思います。目の前のラーメンについて同じことを同じように話していてもお客さんと店主とでは説得力が違いますよね。あとラーメン評論家として名が通っている人も権威性アリです。そのほか一流料理研究家、一流グルメタレント、一流ラーメンYouTuberなど発言力がある人もこれに含まれます。言ってしまえば肩書きなんですが、法律を語るなら弁護士、医療を語るなら医師、野球を語るならプロ野球選手、芸能ゴシップを語るならタレント本人がいいよねということです。

最後に「信頼性(Trustworthiness)」ですが、これの理解が一番難しいのかもしれません。
ネットで調べていくと被リンク(他のサイトからリンクされていること)の話が出てくるかと思います。被リンクの数はその記事がどれだけ多くの人に支持されているかというバロメーターなのでGoogleの評価にも影響すると。確かにその通りなんですが、数字ばかり追いかけていると本質を見失ってしまいます。数字は結果ですから、良質な記事を書き続けることが被リンクにも信頼性にもつながります。

みなさんも日常生活、職場、学校において信頼できる人とそうでない人の区別はあるはずです。キラキラじゃなくても誠実に生きている人の方が信頼できると思うのですが、どうでしょうか?

コツコツと地道に続けていればいつか花咲くSEO

あとドメインの運用期間も信頼性に加味されます。最近取得されたばかりのドメインより、10年、20年と長期に渡って運用されているドメインの方が信頼できますよね。

ただどんなに期間が長くても放置していれば幽霊ドメインになってしまうので、定期的に中身を更新していることが信頼の証になります。

その中身というのがドメインにぶら下がっているコンテンツ群です。会社概要が前のオフィスになっているとか、沿革が平成で止まっているとか、採用案内に登場している先輩社員が全員退職済みとか、価格が値上げ前の金額になっているとか。古い情報の放置は間違った情報を提供していることと変わりません。

更新しないから見てもらえない、見てもらえないから更新しないというニワトリが先かタマゴが先かみたいなラビリンスは中小企業のサイトによくある話です。どうせ誰も見ていないと思い込まずちゃんと更新していきましょう。

会社概要のように目立つコンテンツはテコ入れするのかもしれませんが、ブログみたいなその他大勢のページはチェックするのも面倒くさいはずです。ただブログは更新日が記載されているので、いちいち気にしなくてもいいでしょう。3年前の記事は古い情報ですが、なにをどう理解するかは読者側の問題とも言えます。

もちろんリライトして記事をアップデートするのも有効です。が、できれば同じテーマの改訂版として記事を追加しましょう。古い方にリンクを貼って最新記事に誘導するのがおすすめです。キーワード的に競合する可能性は否めませんが、どっちも同じドメインの下にあるので「ドメインの信頼性」は上がります。その結果コンテンツ全体の検索流入も増えるというのが今回のまとめです。

SEOをテーマにするとテクニカルな話に偏りがちですが、イメージは取得したドメインにコンテンツという栄養を与えながらじっくり育てていく感じです。

そしてドメインと同様に信頼される会社、信頼される人を目指しましょう。