2022
04.17
Googleの評価基準「E-A-T」はシンプルにいうと「誰かの役に立つこと」です

Googleの評価基準「E-A-T」はシンプルにいうと「誰かの役に立つこと」です

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ブログを更新しながら「Googleで上位表示を目指したい!」と思っているみなさん、評価基準「E-A-T」をご存知ですか?「E-A-T」とはExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略でGoogleの検索品質評価ガイドラインに記載されているものです。が、横文字ばかりでなんだかわかりにくいということで、なるべくかんたんにまとめてみました。

つまりは「ページの品質=Googleの品質」ということ

なにかを検索しようとするときまずはGoogleを開きますよね。キーワードを入力して検索ボタンをクリック。検索結果が上位であるほど目につきやすいはずです。

たとえば「確定申告」というキーワードを入力するとしましょう。すると国税庁の「確定申告特集」が一番上に出てきます。当たり前だと思うかもしれませんが、これはGoogleが検索結果として最も好ましいページと評価した結果なのです。

もしこれが確定申告の苦労話をダラダラと書き記した個人ブログが出てこようものなら、自分の目的を果たせない人が続出してしまいます。そんなことが他のキーワードにも見当たれば使えない検索ツールだと思われても仕方がありません。

Googleサイドとしてもたくさんの人にググッてもらうことで、仕事や暮らしをサポートしたいと願っているはずです。そのためにも常に「正しい検索結果」を出し続けなければなりません。

この正しい検索結果というのは実はわたしたちが決めていることなのです。

役に立つ、内容が濃い、信憑性があるなどいいページはたくさんの人に読んでもらえます。そしてたくさん読まれるページをGoogleは良質だと判断します。良質とのお墨付きをもらったページは上位表示されさらに読者を増すことになります。

と、冒頭の「E-A-T」を意訳するとこんな感じです。

SEO=検索キーワードというわけではない

続いてブログについてですが、記事を書く際に検索キーワードを意識する人は多いと思います。SEO対策が顔に出ているようなキーワードテンコ盛りの記事もよく見かけますよね。

ところがGoogleから高い評価を受けるのは、検索キーワードをたくさん盛り込むなど意図的にねらった記事ばかりではありません。

そもそも検索キーワードはそれに関する記事を書けば自然に盛り込まれるものです。ミステリ小説でもない限り、ラーメンという言葉を使わずしてラーメンの文章は書けません。より詳しく書くほど、同じ言葉を繰り返すことになるため「もっと『ラーメン』を多用しなければ!」とかわざわざ考える必要はないのです。

SEO=検索エンジン最適化ですから、Googleにとって好ましい記事かどうかにもっと力を注ぎましょう。少なくとも不自然に検索キーワードが続出するような鬱陶しい記事はGoogleにも嫌われるはずです。

Googleに愛される記事を書くにはどうしたらいいか?

SEO的に成功している記事の共通項は「課題の解決」という意味で誰かの役に立っていることです。

・おいしい味噌ラーメンの専門店を探したい。
・さっき見た映画についてほかの人の感想を聞きたい。
・かんたんにスマホ代を節約できる方法を知りたい。

人々の「~たい」に親身になってこたえるのが良記事への近道、というより正解です。

とはいえ世の中の課題のほとんどはWEB上で解決済みです。パッと思いつくような課題の解決方法は出尽くしています。そんな解決済みの課題においてどうしても上位表示を目指したい場合は、さらに上を行くしかありません。

より読みやすく、よりわかりやすく、より楽しく。

それと記事の新しさはとても重要です。去年と今年では法律、社会情勢、経済状況、科学の進化、人々の考え方などいろんなことが様変わりしています。去年の新聞を見て懐かしいとは思っても「なるほどそうか!」と気づきを得ることはありません。競合している記事を探している中で「いろいろ上がっているけどどれも古いな~」と感じたときはチャンスです。今すぐ書いて社会の役に立ちましょう!