2022
05.06
ブログを書くべき理由 → 会社名で検索してくれないから

ブログを書くべき理由 → 会社名で検索してくれないから

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いつもGoogleの検索窓にどんなキーワードを入力していますか?ほとんどの人が調べたいこと、確認したいこと、気になることのいずれかで検索をかけていると思います。会社名はどうでしょうか?「○△□株式会社」の1ワードで検索してくれる人がほぼゼロだとすると、一般的なコーポレートサイトとは別の接点を用意する必要があります。

名指し検索されるのは有名であることが絶対条件

もしはじめて富士山に登ってみたいと思ったときは「富士山 行き方」「富士山 持ち物」「富士山 危険」といった検索をかけるはずです。

なぜこういう検索になるかというと富士山は誰もが知っている山だからで、限定的かつ直接的に調べることができるからです。「地名以外の固有名詞+なんとか」を仮に名指し検索としましょう。

逆にどこに行くか決めてはいないけど「とにかく登山がしたい、できれば日帰りで気楽に」という場合は「関東 登山 日帰り」みたいになりますよね。富士山から関東(もしくは他の地域)に範囲が広がり、高尾山や筑波山など複数の候補が見つかるかと思います。こっちは非名指し検索としておきます。

名指し検索では東京ディズニーランドやUSJなどの有名観光スポット、タレントやアスリートなどの有名人、映画やドラマのタイトルのほか、その日のニュースで話題になった人物や場所がホットワードとして爆発的に検索されることもあります。いずれにしても有名であることが条件です。

一方、非名指し検索は「地名+なんとか」が一番多いような気がします。「茨城 花見」「つくば ラーメン」「土浦 居酒屋」という具合です。またこれらの検索の行き着く先はだいたいウォーカープラスか食べログで、着地後に興味に合う方向へ絞り込んでいくことになります。

名指し検索と非名指し検索の違いは有名か否か、知っているか否かです。

会社の場合はどうでしょうか?

良心的なブログが問い合わせのハードルを下げる

「会社名+なんとか」の検索例は「トヨタ 株価」「カルビー 新商品」「花王 キャンペーン」ですが、やはり有名企業であることがほとんどだと思います。

有名ではない会社が名指し検索されるとすれば、もとからその会社を知っている人、誰かに紹介された人、名刺交換した人、パンフレットや広告を見た人、別のキーワードでなにかを検索していてその会社名に辿り着いた人くらいではないでしょうか。

A市に看板を制作しているB社があったとしましょう。A市在住のCさんが「近くで看板を作ってくれる会社はないだろうか?」と検索をかけるとすれば「A市 看板 制作」が普通です。B社のホームページが公開されているなら、CさんはB社に問い合わせるかもしれませんが、検索結果には競合他社もいくつか候補として上がってきます。

その場合、制作事例や料金表の有無がポイントになってきます。問い合わせのハードルを下げるような情報が掲載されているかどうかです。Cさんは「A市 看板 制作」と検索するくらいですから、看板制作についてあまり詳しくない人だと考えられます。希望のサイズと仕様でいくらお金がかかるのか見当もつかない状態です。

もしブログで制作事例として参考費用と設置イメージが公開されているとすればどうでしょう。1~2週間以内の事例が上がっていると目が向くはずです。ブログは時系列で並ぶので、その情報がどのくらい新しいのか一目でわかります。記事の鮮度はとても重要な評価ポイントです。ブログの中からCさんの希望イメージに近い事例が見つかったとき、問い合わせのハードルは急降下。すぐにオフィスの電話が鳴るかもしれません。

目的から検索して、知らない会社の情報に辿り着き、掲載内容に納得して、問い合わせページに移行すると。実際に問い合わせに至るケースはだいたいこんな感じだと思います。

上位表示されるのは事業紹介ではなく検索意図に合わせた一本の記事

世界の中心で会社名を叫んでも、残念ながら誰も反応してくれません。名前を叫んで結果が得られるのは選挙の候補者だけです。そんな彼らも駅前に立ったり住宅街に入ったりして、自分の名前が有権者の耳に届くように動き回ります。例外としてタレント候補と呼ばれる有名人はそこまで必死にならなくても当選を果たせます。有名とはそういうことです。

有名じゃない会社がお客さんに見つけてもらう手段としてホームページを公開するのは普通のことですが、同業他社の列から一歩抜け出すにはもうひと手間加える必要があります。

ブログの利点はさまざまな人のさまざまなニーズに寄り添えるところです。ホームページに商品やサービスの情報を掲載していたとしても、そこのボリュームを増やしてしまうとただ読みにくいだけですよね。載せきれない情報はブログに担当させて、アレやコレやのニーズを持っている人たちに届けられるようにしましょう。

ニーズに合う=検索意図にマッチするということです。非名指し検索においては会社のホームページよりブログの記事が先にヒットします。そして個々のニーズに合わせた良質な記事が多いほど打率も上がります。

なんでもかんでも釣れる万能エサはないため、ある人の気持ちに寄り添った記事を書くことをおすすめします。